内視鏡検査をご希望の方へ
当院では、検査方法についての説明や問診をさせていただく目的で事前に一度、受診していただくことをおすすめしていますが、なかなか時間が取れない方や調子が悪く少しでも早く検査を受けたい方は、予約なしでも胃内視鏡検査(カメラ)検査を受けていただくことが可能です。詳細は電話でお問い合わせ下さい。
- 胃カメラ(内視鏡)検査日の前日は午後9時までに食事をすませ、その後は水分以外は口にしないでください。
- お薬を服用されている方は内服薬についての注意事項がありますので、事前に受診していただく必要があります。
- 大腸内視鏡(カメラ)検査は、あらかじめ下剤・洗腸剤などの処方が必要ですので、初診での検査はできかねます。
※予約制となっています
上部消化管内視鏡検査(胃内視鏡検査)
食道・胃・十二指腸の病気が疑われる場合、あるいは胃癌検診の為に行います。 直接、食道・胃・十二指腸の内腔を観察し、必要なら病気の部位の組織採取もできるので、診断上有用な検査です。さらに、胃ポリープの切除、胃癌の治療、誤飲した異物の除去などにも用いられます。 この方法としては、内視鏡を口から入れて行う場合と、鼻から入れて行う場合があります。
下部内視鏡検査(大腸内視鏡検査)
肛門から内視鏡を挿入して大腸全体を観察する検査です。
この検査では大腸(結腸と直腸)疾患の検査・診断、ポリープの経過観察、炎症性腸疾患の観察の他、治療としては主に、大腸ポリープの切除を行います。
近年大腸癌は増加傾向にあり、この20年で死亡者数は2倍に増加、女性の癌の死因では第1位になっています。
大腸癌検診は幅広く普及しており、40歳以上であれば市町村の大腸癌検診を受けられます。
血便検査で陽性となった場合は大腸内視鏡検査を行うことを強くお勧めします。
大腸癌はある程度進行してしまうまでほとんど自覚症状がありません。早期発見できれば内視鏡での治療も可能ですし、完治できるケースも多数あります。
出血するに至っていない早期の大腸癌を発見できるばかりでなく、癌化する恐れのあるポリープを内視鏡で切除することによって癌を未然に防ぐことができます。
大腸癌の検査として大腸内視鏡検査は大変有用な検査です。
以下のような症状がある場合は大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
- 検診で便潜血反応が陽性だった
- 血便が出る
- 便が以前に比べて細くなった
- 便秘と下痢を繰り返す
- 切除していない大腸ポリープがある
- 大腸ポリープを切除したことがある
- 大腸癌が心配である
- 大腸癌の手術をしたことがある
- 身内に大腸癌の人がいる
検査後の説明について
当院では内視鏡のレポーティングシステム(内視鏡の画像を電子保存する仕組み)が稼働しており、検査後には鮮明な画像をご覧いただきながら、わかりやすく丁寧に結果説明をさせていただきます。